接待の席に、串揚げは向いています。幹事の方が、料理のことを何も考えなくてよいからです。献立は選ばない。料理は一串ずつ、途切れずに運ばれる。席は個室で完結する。気を配るのは、お相手との会話だけでかまいません。
赤坂で44年、接待の席をお迎えしてきました。予約のお電話で、幹事の方が最後に少し声を落として聞かれることがあります。何を頼めばいいのか、個室はあるか、いくらくらいになるのか。その心配は、よくわかります。
本記事では、接待の席で串揚げが選ばれてきた理由を、六波羅の仕組みに沿って3つご紹介します。
この記事でわかること
- 接待の店選びで串揚げが選ばれる理由
- 六波羅の個室と、接待での使い方
- 接待の予算目安と、セット・ランチという選択肢
六波羅は、東京・赤坂で1982年に創業した串揚げの店です。初代料理長が伝えた上方流の串揚げを受け継ぎ、三代目の北條智大が毎朝豊洲で仕入れ、揚げ場に立っています。外資系企業や海外からのお客様も多いこの街で、接待の席を長くお迎えしてきました。
理由①献立いらず|おまかせだから、話に集中できる
六波羅にお品書きはありません。苦手な食材を先にお伺いし、その日の仕入れに合わせて一串ずつお出しします。幹事の方が料理を選ぶ場面は、席のどこにも出てきません。
接待でメニューを開く時間は、意外と長いものです。お相手に選んでいただくのか、こちらで決めるのか。気を遣い合ううちに、最初の会話がそこで途切れてしまう。串揚げのおまかせには、その時間がありません。
席に着いてから、幹事の方がすることは次のことだけです。
- お飲み物を決める
- 苦手な食材があれば、ひと言伝える
- お腹が満たされたら、「ここまで」と声をかける
料理は、揚げ場の判断で進みます。四季の36種類以上から、その日いちばんのものを選び、肉・魚介・野菜の配分と一本ごとの強弱を考えて順に揚げていきます。お会計は、召し上がった本数でのご精算です。

苦手・アレルギーは、ご予約の際にひと言
お相手の苦手な食材やアレルギーは、ご予約時にお伝えいただければ、その串を外してお出しします。当日、席で確認していただいてもかまいません。
事前にひと言添えておくだけで、お相手は席で何も気にせずにすみます。おまかせが接待に向いているのは、この気配りを店の側で引き受けられるからです。
理由②一串ずつ|揚げたてが作る、会話の間
六波羅の串揚げは、一串ずつ揚げて、一串ずつお出しします。料理が皿に並んで待つことはなく、席の進み方に合わせて次の一本が届きます。この間合いが、接待の会話を途切れさせません。
コース料理は、一皿ごとに会話が止まります。運ばれる、説明を聞く、食べ終わるのを待つ。串揚げは違います。一本を召し上がっている間に次が揚がり、話の区切りに合わせて静かに置かれる。料理が、会話の邪魔をしない。それが、この形の価値です。

一串が席に届くまで
一串が届くまでには、こういう仕事があります。
- 毎朝、三代目が豊洲でその日の素材を選ぶ
- 京風のだしで下味を含ませるなど、素材に応じたひと手間をかける
- 秘伝の衣「フリッター」をまとわせ、上質のラードで蒸し揚げにする
仕込みの詳しい姿は、串揚げのネタと仕込みでご紹介しています。
衣が軽いから、何本でも
蒸し揚げの衣は軽く、何本召し上がっても重くなりません。年配のお相手や、揚げ物を控えている方をお迎えする席にも、お使いいただいています。
薬味は、串ごとにお伝えします
薬味は、自家製ソース3種と塩山椒、カラシ。串をお出しするときに、その一本に合う薬味をお伝えします。お相手が「これは何をつけるのか」と迷う場面をつくらないためです。
理由③個室完結|6部屋・サービス料なし・徒歩2分
六波羅の個室は6部屋、3名様から最大32名様までご利用いただけます。サービス料・席料はいただいておりません。赤坂見附駅から徒歩2分。接待の始まりから終わりまでを、個室の中で完結できます。
個室は人数と趣旨に合わせてお使い分けいただけます。
- 3〜4名様の商談や、少人数のご会食
- 8〜10名様の部署単位のご接待
- 最大32名様の貸切でのご宴会
赤坂という土地柄、外資系企業にお勤めの方や、海外からのお客様をお迎えする席も少なくありません。おまかせは献立の説明が要らず、一串ずつの提供は言葉の壁を越えます。海外のゲストをお迎えする接待にも、お使いいただいています。

幹事が確認しておきたい点は、次のとおりです。
- 全席禁煙
- お支払いは現金・各種クレジットカード・電子マネー・QR決済に対応
- 赤坂見附駅 徒歩2分、永田町駅 徒歩8分
個室のご相談は、ご予約の際に
人数と趣旨をお伝えいただければ、席をご提案します。ご予約はWEB予約(食べログ/TableCheck)またはお電話(03-3584-0698)で承っています。個室の空き状況は、お電話でのご確認が確実です。
予算の目安と、本数を決める選択肢
おまかせの予算は、15本で約7,000円が目安です。お飲み物を合わせて、お一人様12,000円前後をひとつの基準にお考えください。サービス料・席料がかからないため、この目安がそのまま会計の目安になります。
本数で精算するおまかせは、召し上がる量に合わせて自然に金額が決まります。一方で、接待の幹事にとっては、はじめから金額が決まっている方が安心という場面もあります。六波羅には、その両方があります。
予算を先に決めるなら、特選セット
予算を先に決めておきたい場合は、特選串のセットをお選びください。
- 特選セット 7,700円(税込):カウンター席限定・特選串15本・全17品
- テーブル席セット 8,800円(税込):テーブル席限定・特選串18本・全20品・3名様から
いずれも活えび、和牛、地蛤といった名物を含み、キャベツ・野菜スティック付きです。個室での接待には、テーブル席セットもおまかせ以外の選択肢となります。
昼の接待は、ランチコースで
昼の接待には、ランチコースをお使いいただけます。前日までのご予約限定で、4名様以上は優先的に個室へご案内しています。
- ランチコース 5,500円(税込):特選串14本・全16品
- ランチコース 7,700円(税込):特選串17本・全19品
商談を挟んだご会食や、午後の予定に合わせたランチミーティングに。詳しくはランチのご予約・料金をご覧ください。
夜も昼も、個室のご予約はお電話でも承ります。人数と趣旨をお伝えいただければ、席と予算を合わせてご提案します。
六波羅流の一串が、席の格になる
六波羅は1982年、東京・赤坂で創業しました。初代料理長・山口秀次郎が伝えた上方流の串揚げを、三代目・北條智大と料理人とで改良を重ね、更に進化させたものが六波羅流です。素材に味を含ませてから揚げるという考え方は、創業から変わっていません。
接待では、料理そのものが会話になります。幹事の方が「この店を選んだ理由」を一言で語れるかどうかは、その日の印象を左右します。六波羅流の一串には、その一言になる仕事が重なっています。
- 素材は毎朝、三代目が豊洲で選ぶ
- 京風のだしで下味を含ませるなど、素材に応じたひと手間を加える
- 秘伝の衣「フリッター」は、気温と湿度で溶き加減を変える
- 上質のラードで蒸し揚げにし、衣は軽く、中は素材の水分を残す
- 一串ずつ揚げ、揚げたてをそのままお出しする
上方流の串揚げは、東京ではまだ馴染みの薄い料理です。だからこそ、語れることがあります。上方で生まれた串揚げが赤坂でどう受け継がれてきたか、なぜ一串ずつなのか、なぜ衣が軽いのか。お相手との会話の糸口に、六波羅の仕事をお使いください。

六波羅流の成り立ちは、六波羅についてでご紹介しています。
よくある質問
接待で串揚げは、失礼になりませんか
なりません。六波羅の串揚げは、豊洲で選んだ素材に下味を含ませ、一串ずつ揚げてお出しする料理です。個室でゆっくり召し上がっていただけますので、大切なお客様をお迎えする席として長くご利用いただいています。揚げ物というより、一串ずつ仕立てた料理としてお考えください。
予算はどのくらい見ておけばよいですか
おまかせは15本で約7,000円、お飲み物を含めてお一人様12,000円前後が目安です。金額を先に決めておきたい場合は、特選セット(7,700円・8,800円、税込)やランチコース(5,500円・7,700円、税込)があります。サービス料・席料はいただいておりません。
個室は何名から利用できますか
3名様からご利用いただけます。個室は6部屋あり、最大32名様までの貸切にも対応しています。人数と趣旨をご予約時にお伝えいただければ、席をご提案します。
昼の接待でも利用できますか
前日までのご予約で、ランチをご利用いただけます。4名様以上は優先的に個室へご案内しています。赤坂見附駅から徒歩2分、永田町駅から徒歩8分ですので、午後の予定に合わせてお使いください。
まとめ|接待の席に、串揚げという選択を
接待の席で串揚げが選ばれてきた理由は、次の3つです。
- 献立いらず:おまかせだから、料理を選ぶ場面がなく、会話に集中できる
- 一串ずつ:揚げたてが席の流れに合わせて届き、会話が途切れない
- 個室完結:6部屋・サービス料なし・赤坂見附徒歩2分で、席の外に気を配らずにすむ
この3つを、赤坂で44年、接待の席に串揚げをお出ししてきた店の仕組みとしてご用意しています。大切なお客様をお迎えする夜に、仕込みから積み上げた一串をどうぞ。個室のご相談はお電話(03-3584-0698)でも承ります。